自分の望む性・名前で生活するには? 5つのポイントを解説!

こんにちは、浅木です。
今回は、「戸籍変更前に、自分の望む性や
希望する名前で生活するためのコツ」をお伝えします。

性同一性障害の治療では、
「本人が望む性で実際に社会生活を営んでおり、
それが破たんしていない」ことを目指す段階があります。

つまり、FTMであれば実際に男性として生活を送り、
本人の中でも違和感がないかどうかの確認をする。
また実際に戸籍を変更したときにも
周囲への影響を少なくする必要があります。

今まで自ら女性として振る舞っていて
周囲からもそう扱われていた人が、
突然戸籍を変更して「男性」として
生活し始めた場合、周囲への影響は
かなり大きなものになってしまいます。

そのため、戸籍の変更前でも
本人の望む性別で、ある程度の期間過ごしてみる
ことが必要なのです。

改名手続についても同様です。
GIDが望む性別で生活するにあたり
戸籍上の名前では不都合である、
というケースは少なくありません。

その改名手続きにあたっても、
使用実績」というものが申請に必須です。
詳しくは「改名手続」の記事で詳しくお話ししますが
「自分がこれから使いたいと思う名前(通称名と言います)」を
実際に使う期間が、最低で1年ほどは必要になります。

それでは、戸籍上の性別・名前と
異なった性別・名前をどのように
実生活で使用していくのか
5つのポイントに分けて解説します。

  • 学生証の名前を通称名にする
  • 郵便物は本名でなくても届く
  • 公共料金の支払いを通称名で行う
  • トイレの使用は自分の気持ちと相談
  • 短期や派遣のアルバイトをする

以下、それぞれのポイントについて
詳しく解説していきます。

学生証の名前を通称名にする

学生の時にしか使えない手法ですが、
GIDにとって最も強力な切り札になるので
早めに手続きをして損はありません。

中学・高校では少し対応が難しいかもしれませんが
大学・専門学校であれば、学校や学部の事務所に
自分の事情を話して「通称名を使用できないか」と
相談すれば、名簿上の通称名の使用や
学生証の名前を通称名にすることを許可してくれる
場合があります(※僕の大学は許可してくれました)

学生証の名前を通称名に切り替えられれば、
アルバイトで働く際の身分証明
各種公共交通機関の定期券購入時にも
通称名を適用させることができるので
後の改名手続きが非常にやりやすくなります。

郵便物は本名でなくても届く

表札に書いてある苗字さえ合っていれば、
下の名前が戸籍上の名前と違っていても
郵便物や宅配便は家に届きます。

こういった荷物の伝票やあて名の書いてある封筒は
改名手続きの「使用実績」にもなりますので
積極的に利用して、可能であれば保存しておきましょう。

公共料金の支払いを通称名で行う

各種光熱費の支払いにおいては、
支払い名義人と使用名義人が別に存在します。
つまり、支払い名義人の名前は
支払いに使うクレジットカードや
銀行口座の名義と同じでなければなりませんが
使用名義人(使用者の名前)は
通称名を使っても問題ないのです。

実際、僕も水道代やガス代の支払いを
「支払い名義」は戸籍上の本名で、
「使用者」の欄は通称名で提出していましたが
毎月の支払いは問題なく行えました。

通称名の乗っている明細表はそのまま
改名手続きの「使用実績」に使うことができますよ。

トイレの使用は自分の見た目と相談

実は、戸籍上の性別と異なるトイレを使用しても
法律に触れることはありません。
ですので、自分の現在の見た目や、
実際に利用するときの気持ちと相談して
より自分が楽な気持ちで使える方を選択してください。

ただ、一般的には見た目や服装が
完全に「男」と判断される状態で
女性用のトイレを使うことはおすすめできません。

治療の進行度や普段の服装、
周囲の意見から、自分がどちらに見えるのかは
常に考慮に入れてくださいね。

短期や派遣のアルバイトをする

改名手続きが済んでいる場合はこれが一番オススメです。
基本的に、短期や派遣のアルバイトであれば
「性別」に関して重視されない場合が多いです。

特に、ホルモン治療が進行していて声が低くなっていたり
ふるまいに違和感がなければ、
面接時、履歴書に堂々と「男性」と書いたうえで
保険証を見せても、見た目の性別が重視されて
そのまま「男性」として働かせてもらえる場合があります。

個人的な意見ですが、
面接時、そういった質問も特にされていないのに
自分から「性同一性障害なんです」とカミングアウトすることは
やめたほうが賢明だと思います。

職場・バイト先・学校へのカミングアウトに関しては
また別の記事でお話ししたいと思いますので、
よろしければ参考にしてください。

いかがでしたか?
次回は改名手続きの詳しい流れについてお話ししようと思います。

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