FTM、GID、MTX……暗号のような性別用語7つを解説!

こんにちは、浅木です。

さて、今日はタイトルにもある各略称について。
ネットで「性同一性障害」と検索すると、
それはまあよく目にします。
「GID当事者」「FTX、Aセクです」とか。

……暗号かな?
僕も最初は訳がわかりませんでした。当事者なのに!笑

そこで今日は「トランスジェンダー」について調べた時に
ネット上でよく見かける「英語の略語」について
詳しく解説していこうと思います。

今日解説するのは以下の7つです。

  • GID
  • トランスジェンダー
  • FTM、FTX
  • MTF、MTX
  • Xジェンダー

それぞれがどんな意味を持つのか、
簡単にお話ししていきますね。

GID

Gender Identity Disorder の略称です。
Gender Identity =性同一性
Disorder = 障害

「性同一性障害」の英語版ですね。
これは医学的な正式名称です。
病院でもらう書面でもGIDと略していることがあります。

最後のDisorderは、一般的には「障害」と訳されますが、
元は「Order(整っている、順序正しい状態)」の反対を指す言葉です。
つまり正確に訳すなら「性の同一性がちぐはぐな状態」という意味になります。

そしてもう1つの条件が、
「心の性別に合わせて、身体を変えたい」
つまり「心の性に身体を適合させたい」と思っているかどうか、です。
病院で確認されるのはこのポイントです。
ここを踏まえて正式に「性同一性障害」であると医師に診断された人が、
性適合手術を受けることができます。

性同一性ってなに?

性同一性 = 自分がどの性と同一だと思うか

つまり本人が「自分の性別をどう思っているか」
その認識のことです。
ここでは、身体の性別とは無関係に、本人の認識のみが問題となります。

この性同一性が、生物学的な身体の性別と異なっている。
なおかつ手術が必要なほどに
日常生活に支障が出ると「性同一性障害」と呼ばれるようになります。

「性同一性障害」をもつ人を含め、
それ以外にも従来の「男・女」の性別の枠には
分類できない人たちのことを総称したのが
トランスジェンダー」という言葉です。

トランスジェンダーってなに?

よく勘違いされていますが、
「性同一性障害=トランスジェンダー」という認識は、
半分正解で半分不正解です。

正確には、「トランスジェンダー」という大きなくくりの中に
「性同一性障害をもつ人たち」が入っています。

性同一性障害とは、先程説明した通り
「心と身体の性が一致しておらず、身体を心の性に適合させたい」
と願っている状態を指します。

つまり、心と身体の性がちぐはぐであっても、
本人が特に支障を感じていない、
手術するほどではないなあと感じているとしたら、
その人は「性同一性障害」ではなく「トランスジェンダー」です。

実は結構多いんですよ。
「違和感はあるけど、手術するのはなあ」って人。
ですので、「性別に違和感がある人はみんな適合手術をする」
という認識も、あまり正確とは言えませんね。

トランスジェンダーには、他にも様々なアイデンティティをもつ人が含まれます。
IS(インターセクシャル)、性自認が中性・無性である人など……。
そういった人たちをより細かく分類するための言葉が、以下のものです。

FTM/FTX/MTF/MTX

Female To Male(女性から男性へ)の略と、
Female To X(女性からXへ)の略です。

同じように、
Male To Female(男性から女性へ)
Male To X(男性からXへ)

を意味します。

FTMは、女性として生まれながらも男性に同一性を感じ
(つまり、自分は男性であると認識して)身体を男性に変えたい、
もしくは既に適合手術を受けた人のこと。
MTFは男性として生まれた人で、意味する内容はほぼ同じです。

上記の略称を用いるのであれば、
私はFTMということになります。
もともとは女性として生まれながらも、
男性に同一性を感じ、治療を受けているわけですからね。

それでは、ここで言うXとは何でしょうか?

Xジェンダー

Xとは「男でも女でもない」「男でも女でもある」どちらも意味する言葉です。
性自認が中性・無性・両性・もしくは不定性である、
またそのどれにも分類できない場合「Xジェンダー」と総称されます。
Xジェンダーについてはまた別の機会に詳しくお話したいと思います。

いかがでしたか?
すこし複雑な話でしたが、
「あれ? ○○ってどういう意味だったっけ?」
と思ったとき、この記事の内容をほんのりとでも
思い出していただければ幸いです。

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