【前編】性同一性障害の治療ってどんなことをするの?

こんにちは、浅木です。
今回は「性同一性障害の治療」についてお話します。

ホルモン注射って何?
性適合手術ってどんなことをするの?

などなど、おおまかにどんな流れでどんなことをするのか
いくつかの記事にわけて紹介していけたらと思いますので、
どうぞお付き合いくださいね。

治療にはガイドラインがある

性同一性障害の治療に関しては、
日本精神神経学会・性同一性障害に関する委員会によって
正式なガイドラインが作成されています。

治療はそれに従って行われているので、
気になる方は実際に読んでみるといいかもしれません。

ただ、これはガイドライン上にも明記されている通り
「医療者に向けた、医療者が順守するべきガイドライン」
であり、「治療者に厳格に強いるべき規則ではない」ので、
必ずしも「治療を受けるからには読んでおかなくては……」
というものではありません。ご安心くださいね笑

「正式にはどんなことをするってことになってるのかな?」
と気になった時に読んでみる、程度で構わないと思います。
治療の流れは、大抵の場合、担当するお医者さんが
説明してくれるはずです。

性同一性障害の治療は「自由診療」

性同一性障害の治療に伴う
ホルモン注射と性適合手術は「自由診療」。
つまり健康保険制度の保証対象外です。

普段風邪をひいたりして病院に行くと、
健康保険制度により医療費の自己負担分は3割で済みます。
しかし性同一性障害の治療はすべて「自由診療」となるため
基本的に医療費は患者の全額負担になります。

近年、LGBTへの理解が一般に広まったこともあってか
2018年度から「性適合手術」を保険適用にすることを
厚労省が検討している(※決定したわけではない)そうですが
どうやら「保険対象外の自由診療行為である
ホルモン治療を受けている患者は
性適合手術も保険対象外とする」方針で決定したそうです。
(※2018年3月6日時点の情報です)

つまり、基本的には
性同一性障害にかかわる治療はすべて自己負担
と覚悟しておく必要があります。
ですが、ホルモン治療を保険適用で行ってくれる
クリニックも存在しますので、根気よく探してみてください。

まずは精神科・心療内科へ

治療を受ける病院を選ぶときは、
かならず「性同一性障害」の治療をしています、
という表記のある精神科・心療内科を探しましょう。

精神にかかわる治療すべてに言えることですが、
性同一性障害の診断・治療では
自分のいちばん触れられたくない場所や
心の傷などをさらけ出す必要があります。

無理解な医師による
無用なダメージを避けるためにも
必ず「性同一性障害」の治療をしている
実績のある病院を選ぶようにしてください。
GID専門のクリニックならなお良いです。

僕がはじめて通うことを決め、
現在もお世話になっているのは
GIDの治療をメインに掲げている
クリニックでした。

他にも、もし余裕があれば
現在自分の住んでいるところから
通いやすいかどうか、も考慮に入れてください。

ホルモン治療を受けることになれば、
2週間から3週間に一度は
ホルモン注射を受けに病院に行かなければなりません。

片道2時間以上かかってしまう病院や、
県をまたいではるか遠くにある病院は
あまりおすすめできません。

ですが、そもそも日本国内に性同一性障害を治療できる
病院が少ないため、地域によっては
まったく病院が近くにない、という場合もあります。

僕の友人には、治療を受けやすい、
また周囲に受け入れられやすいという理由で
地方から都内に引っ越してきた人もいるくらいです。

これらの条件にあった、あなたにぴったりの病院を
ぜひ探してみてくださいね。

前編のまとめ

  • 性同一性障害の治療にはガイドラインがある
  • 性同一性障害の治療は、ほぼ保険適応外
  • 性同一性障害の治療ができる、実績のある精神科・心療内科を探そう
  • 通いやすい所を見つけよう

以上です。次回は、
病院でどんな治療を行うのか? について解説していきます。

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